PRECISION STEREO PREAMPLIFIERC-3900
アキュフェーズは2010年、40周年記念モデルとして最上位『プレシジョン・ステレオ・プリアンプC-3800』を発売しました。2015年には後継機種の『C-3850』を発売、他の追随を許さない圧倒的な技術力と性能・音質は、世界のオーディオファイルより揺るぎない評価を頂きました。
新製品の『プレシジョン・ステレオ・プリアンプC-3900』は、半世紀の節目を控え、《創立50周年記念モデル》の第二弾として、これまでに培ったプリアンプのノウハウを集大成、飽くなき挑戦を続けた渾身の作です。機構・回路両面に最新技術を導入、部品類全ての見直しと試聴の繰り返しを行い、妥協のない技と感性で、最高峰の性能と音質を誇るフラグシップ・モデルです。今回は、フル・バランス構成『Balanced AAVA』を2回路並列駆動する『DualBalanced AAVA』を新たに開発、従来に比べてノイズ・レベルは約30%減少しました。限りなく静寂な空間に音楽のみが広がる、音楽再生におけるプリアンプの理想像を目指しています。
アナログ・プリアンプの最高位として、全てに贅を尽くしたC-3900は、精度の高いボリューム・コントロールをベースに、全素材・パーツを極限まで吟味し、電気的特性の更なる向上と徹底した高音質再生を追求することにより、これまでにない音楽の深い表現力と感動を伝えてくれるものと確信しています。
- 新開発『Dual Balanced AAVA』ボリューム回路搭載
- 高ゲイン化したディスクリート構成の電流帰還型入力アンプ
- 雑音・ひずみ低減技術ANCC(Accuphase Noise and distortion Cancelling Circuit)を採用
- パワー・トランジスター・パラレル・プッシュプル出力段を採用した高音質ヘッドフォーン専用アンプ
- 高音質・長期安定性に優れた、ロジック・リレー・コントロール信号切替方式
- 信号伝送回路のプリント基板に、低誘電率・低損失の『ガラス布フッ素樹脂基材』を採用
- 左右独立の『トロイダル・トランス』と『フィルター・コンデンサー(10,000μF×12個)』による電源回路
- さらに静かで滑らかな操作感を実現した新開発ボリューム・センサー機構
- 豊富な入出力端子(ライン入力7系統、バランス入力4系統、ライン出力2系統、バランス出力2系統)
- レコーダー接続用ライン入出力端子
- 外部プリアンプとの接続が可能な『EXT PRE』ライン/バランス入力端子
- 入力端子毎に位相設定が可能
- トータル・ゲインを整えるゲイン(12dB、18dB、24dB)切替機能
- 『Dual Balanced AAVA』による左右のバランス調整
- ステレオ信号をモノフォニック信号に変換可能
- -20dBの『アッテネーター』
- 聴感上のエネルギー・バランスを整える『コンペンセーター』
- ON/OFFが可能な入力表示と視認性の高い音量表示
- シャンパン・ゴールドのフロント・パネルと重厚な自然木本木目仕上げのウッド・ケース
- 振動減衰特性に優れたアドバンスド・ハイカーボン鋳鉄製インシュレーター
- フォノ・イコライコライザー「C-47」(別売)でアナログ・ディスク再生に対応
モデルの特性および外観は、改善のため予告なく変更することがあります。
アキュフェーズ株式会社
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