E-450は、これまで培った高度な設計テクノロジーを結集し、最新回路と最高グレードの素材により、音楽の持つ個性や優れた潜在能力を引き出す高級インテグレーテッド・アンプとして誕生しました。プリアンプ部には、音量調整機能の概念を根本から変えた、革新的な「AAVA-Ⅱ方式ボリューム・コントロール」を搭載しました。 AAVAは大きな物理的容積を必要としますが、高度な凝縮・実装テクノロジーを駆使、回路・部品などの集積密度を上げることにより諸問題を解決して、従来のAAVAと同一基本性能の実現に成功しました。AAVA-Ⅱは、増幅部と音量調整器を一体化し、信頼性の高い電子部品類で構成されているため機械的消耗がなく、その性能・音質を長期に渡って維持できるボリューム・コントロール方式です。パワーアンプ部の構成には、最新のインスツルメンテーション・アンプ方式を採用して信号経路をバランス伝送化、より進化した「MCS+」回路やカレント・フィードバック増幅回路を搭載して、電気的性能の更なる向上を図りました。