A-48Sは、上位機種で開発された設計テクノロジーを基にA-48を一新、出力の向上と魅力溢れる音質に磨き上げた「A級ステレオ・パワーアンプ」です。出力素子には、高性能なオーディオ用《パワーMOSFET》を採用、チャンネル当たり6パラレル・プッシュプルの純A級駆動としています。これにより、アンプ出力の低インピーダンス化を図ることができ、低いインピーダンス負荷に対応する定電圧駆動が可能で、チャンネル当たり50W/8Ω、100W/4Ω、200W/2Ω、400W/1Ω(音楽信号に限る)と、負荷インピーダンスに対してリニアなパワーを実現しています。また、入力回路には、「インスツルメンテーション・アンプ(Instrumentation Amplifier)」構成を採用。この方式は、信号入力段を含めたパワーアンプ全体で、バランス・アンプを構成しており、入力端子からパワーアンプ段までの信号経路をフルバランス伝送化しています。上位機種譲りの優れた技術により、ダンピングファクター1000を達成しています。
さらに、A-48を2台お使いいただくことにより、ブリッジ接続で、チャンネル当たり200W/8Ω、400W/4Ω、800W/2Ω(音楽信号)の大出力モノフォニック・アンプにアップ・グレードすることが可能です。