P-6100はM-6000のステレオ・バージョンとして、卓越した設計テクノロジーを受け継ぎ開発しました。インスツルメンテーション・アンプ方式や進化した『MCS+』回路、カレント・フィードバック増幅回路を搭載して低雑音化を図り、徹底的に吟味した最高グレードの素材を惜しみなく投入、より一層性能・音質を向上させたハイエンドのステレオ・パワーアンプです。
出力素子には、音質・信頼性に定評のある《パワーMOS FET》を採用しました。《パワーMOS FET》は、周波数特性に優れ、入力インピーダンスが高く、前段(ドライブ段)に与える負荷の影響を軽減することができ、熱の変動に対しても非常に安定した動作が得られます。これをチャンネル当たり《8パラレル・プッシュプル駆動》して、豊かな感性によって音を練り上げ、音楽の持つ個性・潜在能力の全てを引き出すことができます。
本機は筐体の外部左右に取り付けた大型ヒートシンクにより放熱効果を高め、内部への熱集中を解消して安定した動作を確保、1Ωの超低インピーダンス負荷で700W/ch(音楽信号)を達成しました。そして、チャンネル当たり440W/2Ω、220W/4Ω、110W/8Ωと、負荷インピーダンスに対してリニアなパワーを実現、超低インピーダンスのスピーカーやインピーダンスのうねりの激しいスピーカーも楽々駆動することが可能です。