オーディオ愛好家を中心に、アナログ・ディスクへの関心が高まり静かなブームとなっています。アナログ・ディスクをハイクオリティーな音に仕上げるには、良質なフォノイコライザー・アンプの使用はもちろんのこと、トーンアームやカートリッジなどユーザーに高度な使いこなしやノウハウが要求され、これが逆にオーディオ・ファイルに対し、こだわりの心をくすぐる要素になり、オーディオの贅沢な趣味の一つになってきたとも考えられます。
アキュフェーズは、プリアンプなどにフォノイコライザー・アンプを内蔵またはオプション(AD-2810やAD-20)として、そのノウハウを積み重ねてきました。そして、世界のオーディオ・ファイルから本格的なフォノイコライザー・アンプ開発の要望が強まり、今までのアナログ・テクノロジーを結集、アナログ・ディスクの奥深い魅力再現を目指し、ハイエンドのステレオ・フォノ・アンプC-27が完成しました。