A-46はアンプ全体の構成に、最新のインスツルメンテーション・アンプ方式を採用して信号経路をフルバランス伝送化。パワーアンプ部分には、より進化した「MCS+」回路やカレント・フィードバック増幅回路を搭載して、電気的性能の更なる向上を図りました。そして徹底的に選びぬかれた最高グレードの素材を投入、アンプ出力の「低インピーダンス化」によるスピーカーの「定電圧駆動」を追求しています。
A-46の出力素子には、音質・信頼性に定評のある《パワーMOS FET》を採用、チャンネル当たり6パラレル・プッシュプルの純A級駆動としています。《MOSFET》は、周波数特性に優れ、入力インピーダンスが高く、前段(ドライブ段)に与える負荷の影響を軽減することができます。純A級動作は、音楽信号の有無にかかわらず電源からの供給電力が一定であり、外部からの影響を受けにくく、安定性が高いことが特長です。そして筐体の外部左右に取り付けた大型ヒートシンクにより放熱効果を高め、内部への熱集中を解消して安定した動作を確保、1Ωの超低インピーダンス負荷で360W/ch(音楽信号に限る)を達成しました。また、ブリッジ接続にして、さらに大出力モノフォニック・アンプにアップ・グレードすることが可能です。